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印鑑販売のお店を利用するときのポイントは?銀行印の作り方を徹底解説

金融機関で新しく口座を開くときなどは、印鑑を用意しておく必要がありますよね。銀行印などの印鑑は、通信販売のショップなどでも手軽に購入ができるようになっています。この記事では、印鑑販売のお店を利用するときに押さえておきたいポイントを解説していきます。

銀行印の作り方や印鑑を作るときの注意点も、簡単に紹介しましょう。

印鑑の販売店として知っておきたい100円ショップ

ポイント1「印鑑は用途に合わせて別々に用意する」

印鑑販売のお店を利用するときは、実印、銀行印、認印がそれぞれ別なデザインになるようにプランを立てておくことが必要です。実印は、自治体に印鑑登録をする印鑑です。

この印鑑は、不動産の売買などの財産が大きく動くときにも使用します。実印を銀行印や認印として使うことは、大きなリスクを抱えることになるため避けたいところです。銀行印は、基本的にどのような印鑑でも登録ができます。

ただ、このような銀行印を認印として使うのも少し危険です。銀行印は、口座から預金を下ろすときにも使用します。預金通帳と登録している銀行印、身分証明書などがそろっていれば窓口でお金を下ろすことができるため、印鑑の取り扱い方には注意が必要です。

銀行印を認印として使っていると、万が一紛失をしたときに悪用される可能性がでてきます。領収書や履歴書の捺印にも使用する認印は、持ち歩く機会が多いですよね。安全のためにも、印鑑販売のお店を利用して印鑑を作るときは、銀行印と認印をそれぞれ購入するのがベストです。

お店によっては、銀行印と認印のセットや実印と銀行印のセットなども販売をしています。

ポイント2「印鑑の種類によって適したサイズがある」

作りたい印鑑に適したサイズの商品を探すことも、印鑑販売のお店を利用するときのポイントです。一般的に、印鑑のサイズは実印がもっとも大きく、認印が一番小さいです。実印は、自治体によってサイズが指定されているケースが少なくありません。

銀行印は、実印よりも小さく、認印よりやや大きめのものを選ぶ人が多いようです。個人が銀行印を作るときの標準サイズは、直径12ミリから15ミリ前後です。女性の場合は、少し小ぶりの直径12ミリから13.5ミリ前後のサイズを選ぶのが一般的な傾向になっています。

法人の銀行印は個人用よりも標準サイズが大きく、直径16.5から18ミリ前後が主流です。ちなみに、認印の標準サイズは直径10.5ミリから12ミリ前後です。

銀行印は認印よりも標準サイズの直径が1、2ミリほど大きいため、サイズだけである程度見分けがつくこともあります。お店で印鑑を作る際には、それぞれの標準サイズをチェックして、印鑑の種類に合った商品を選ぶことが大切になるでしょう。

ポイント3「印材や印影のデザインはある程度自由に選べる」

印鑑販売のお店を利用するときは、印材の種類や印影のデザインをある程度決めておいたほうがよいかもしれません。印鑑は、種類にかかわらず素材が自由に選べます。お店のラインアップを見るとわかるように、銀行印の場合も安価なプラスチックの商品から黒水牛、象牙といった少し高価な商品までさまざまなラインアップがあります。

ローズクォーツやアメジストなどの天然石の商品も人気です。女性向けの印鑑には、印材に花模様を施したものも見られます。印材によってそれぞれ雰囲気が変わるため、選ぶときには店頭や画像でよく確認をしておきましょう。

印鑑は、印影のデザインもさまざまです。認印の場合は姓のみ、名前のみが一般的ですが、実印や銀行印はフルネームを印影にするケースも多々あります。実印や銀行印などの効力が強い印鑑は、字体や文字の向きなどにこだわってオリジナルのデザインを取り入れる人も多いようです。

印鑑の字体には、バリエーションがあります。文字を流れるようなデザインにアレンジした吉相体や篆書体などは、実印や銀行印にも広く取り入れられています。

銀行印で人気のデザインは?

銀行印では、吉相体や横書きのデザインが人気です。印鑑を作る際には、縁起を気にする人も少なくありません。銀行印や実印などは自分の財産や権利にも影響を与えることが多いため、縁起のよいデザインを選ぶ人も多く見られます。

銀行印で人気がある吉相体は、フルネームや姓名を外側に広がるような形にデザインしているのが特徴です。このようなデザインは、縁起のよい字体として印鑑に広く起用されてきました。吉相体は一目で判読しにくいのが難点ですが、偽造などは難しいタイプです。

横書きのデザインは、「お金が落ちる」のを避けられるとして銀行印でも人気です。一般的な印鑑は、縦書きで印影が刻まれています。銀行印の場合、縁起を気にしてあえて横書きのデザインを選ぶ人もいます。横書きのデザインは、どことなくモダンな雰囲気があるのも魅力です。

横書きの文字の向きは、右から左、左から右の2種類があります。

お店で銀行印を作る方法

印鑑を作ろうとお店に出向いても、アイデアが決まっていないと迷ってしまうかもしれませんね。お店で銀行印を作るときには、最初に印材を選ぶとスムーズに買い物ができることが多いです。どのような印材がよいかわからないときは、お店のスタッフにアドバイスをしてもらうことも可能です。

印鑑販売のお店では、顧客の性別や印鑑の種類などに合わせて適した印材のアドバイスをしています。店頭なら、いろいろな印材のサンプルを見せてもらえるでしょう。印材が決まったら、印鑑のサイズを選びます。銀行印の場合は、標準サイズを参考にして選ぶと悪目立ちしない印鑑が作れるでしょう。

サイズを決めた後は、デザインや字体を決定します。印鑑販売の通販ショップを利用する場合も、このような購入の流れは基本的に同じです。通販ショップを利用するときは、配送方法や代金の支払方法などもよく確認しておきましょう。

印鑑を作るときの注意点

銀行印などの印鑑を作る際には、注意しておきたいこともあります。例えば、オーダーメイドで制作する印鑑は、注文後のキャンセルや変更が難しい場合が多いことです。注文を受けたお店がすぐに制作をスタートしてしまうと、後からキャンセルをしたり、デザイン、印材などを変更したりすることは難しくなるかもしれません。

キャンセルや変更をしたいときは、できるだけ早めに申し出る必要があるでしょう。また、実印などの一部の印鑑は、自治体にあらかじめ条件を確認してから作ることが大切です。実印は、判読ができないと判断されてしまうと登録ができません。

吉相体のように複雑なデザインを取り入れるときは、登録が可能かどうかを確認しておきましょう。

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